野菜の高騰が続いていますね。
野菜高騰の原因ですが、去年10月の長雨。10月に入って雨が降り続きました。
10月は本当に雨が多かった。雨が降り続いてとどめに強烈な台風。
ほんますごかった!
作物を育てている者からすると、太陽が出ず、日光が降り注ぐことがないと
全く作物が育ちません。太陽は、本当に大地の恵み、作物の恵みだと思います。
そして、作物の生育不良が続いているところに台風でThe End
私の勤務先も台風で甚大な被害を受けました。
ある圃場では、24あるハウスのうち18ものハウスが吹っ飛ばされたり、
ハウスのビニルがめくれあがったりして、使い物にならなくなりました。
翻って、今、高騰している野菜は、露地ものの場合、
台風前に作付けしたものと思います。作付け後に台風で甚大な被害を受けた。
また、ハウス野菜も台風でハウスが吹っ飛ばされしたりして、
その復旧が進まず、作物も植えることができず、野菜が供給できていない。
皆さんわかっているとは思いますが、工業製品と違って、野菜は植えてから
収穫するまでに葉物野菜で少なくとも1か月かかります。
そして、被害を受けて再度植えようと思っても、もう11月。
温度が低くて発芽しません。
更にさらに、今年の冬はくそ寒く、多くの地域で最低気温がマイナスとなっています。
これも成長不良の一因になっていると考えられます。
これらの要因が重なって野菜の高騰を招いていると思います。
では、いつになったら野菜の高騰が収まるのか?
私が思うに、暖かくならない(3月以降)と収まらないのではないかと。
理由は、今年になってから作付けしたものが出回るのが
暖かくなった頃からだと思うので。
報道では、1月中旬に入れば高騰は収まると言っていたところもありましたが、
今年に入ってから、白菜やキャベツが1玉千円近くするのをみると、
早々、安くなるとは思いません。
私の勤務先では、今、小松菜を作っており、その小松菜を頂いています。
家計に貢献してもらっています。
やはり、農家はすばらしい!?