うまく話すことができない。
うまく話す必要なんかないと思います。
お笑い芸人やプレゼンで理路整然と噛みもせず、
話している人たちを見ると、ちゃんと話さんと と思いますよね。
一方、アナウンサーやお笑い芸人が噛むと
おいおい、なんでやねん! と突っ込みたくなります。
上手く話すってなんでしょう?
18年間、父親一人に育ててもらい、父親のもとを離れて新たな生活を
送ろうとしている娘が父に手紙を読み上げる場面・・・
まあ、思いがこみ上げて、詰まったり、
今までのことが思い出され、泣き出してしまったり、
父親が泣き出して、何も言えなくなってしまったり、
これらどう見てもうまく言えているようには思いません。
一方、Siriなどのコンピューターが、
用意してある文章を読み上げれば、うまく読み上げることは
できると思います。
だけど、コンピューターが読んだ文章と
娘が思いのたけを込めながら、詰まり詰まり読む文章、
どちらの方が思いが伝わるでしょうか。
流暢に話す必要はないと思います。
用意した文章をうまく言えたからと言って、
相手方に伝わるとは限りません。
話すことは伝えること。
うまく話せなくても、伝わることはたくさんあると思います。
自分が話したことは、相手に伝わっていますか?
自戒も込めて。