京都が嫌い・地元が嫌い

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Mr_Picture / Pixabay

先日、『マツコ会議』を見ていて、

京都の女子高生が、

「京都なんて面白くない。東京に住みたい」

と言っていた。

自分の地元を全否定するような発言。

ま、我々40代にはあるある的な発言。

一方、20代後半でしょうか、ある男性が

「僕、滋賀が大好きなんですよ!

こんなええ所をみんなに発信していきたいんですよ!」

と言う、男性に会った。

これにも違う意味で引いてしまった。

決して、京都が良くて、滋賀がダサいと言うことを

述べようとしているわけではありません。念のため。

このどちらにも思うのは、その人たちの視点や世界が狭いかなと思うこと。

14年間中国に住み、日本でも京都、松山、東京に住んだことのある私が思うに、

子供の時に住んだ町は、自分にとっての大きな家でもあると言うこと。

その町の街並み、どのような人が住んでいるか、気候等、その町のすべてが

自分の中に入っており、自分の判断の基礎になっていること。

地元を離れて、別の街に住んだ時、

まず、自分の地元と比べているはずです。

意識的にしろ、無意識にしろ。

そういうことを経て、自らの故郷の良さや

別の街の良さに気づくのかなと思います。

一方で、滋賀大好き男性。

好きなのは素晴らしいと思いますが、

別の街、まして外国に住んでもいないのに、

そこまで溺愛されると、引いてしまいますな。

おいしいものをさほど食べたことがないのに、

カルビ最高!

と言うような感じでしょうか。

ハラミの方が美味しいと思う私ですが。

自分の故郷は、自分のルーツであり、育ててくれた場所。

茜霧島をストレートで飲みながら、

その故郷を思い出しながら、書いてみました。

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