(続)関西農業ワールド

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インデックス大阪で開かれた、農業ワールドは正直言うと

五つ星で2.5星でした。

減点要因として、展示業者がさほど多くなかったこと、

植物工場や圃場の情報をネットで知らせるクラウドを使った業者が多く参加していました。

特に、植物工場やクラウド業者が幅を利かせていました。

Panasonicも植物工場に対する大きなブースを設けていました。

現状、植物工場は、露地栽培やハウス栽培に比べて、栽培費用が割高であるようです。

割高である理由として、設備費用があります。

これに尽きるかもしれません。

投資費用は、少なければ少ない方が良いにも拘らず

植物工場は、字のごとく、工場を建てるような初期投資費用が必要です。

投資費用が巨額であるほど、その投資が可能な大手資本に耐えられる

大企業しか投資できないことになり、大企業が利益を独占する可能性があります。

現状、植物工場で栽培できて、かろうじて採算に乗るのは、

葉物野菜に限るようです。つまり、レタスやサンチェ等の葉物野菜。

植物工場ですべての野菜が栽培できれば、これほど効率的で安全なものはないと

思いがちですが、なかなかそれは難しいと思います。

今後、その辺りについて私見を記していきたいと思います。

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