
結局、依存症って、人に依存できない病なんですよ。
人に依存できないが故に、ひとたび薬物依存のループに
はまり込むと、本来、頼ることができたかもしれない人にも
あきられたり、見捨てられたりして、どんどん深みに
ハマってしまう可能性がある。
実際、覚醒剤の乱用は再犯がとても多い。初犯でも6割方の再犯率。
但し、50歳以上の人になってくると、84%とか言われている。
もう、ほぼ全員再犯すると言うこと。
引用:松本俊彦氏(精神科医)
<ばたさん語り>
芸能界や有名人が薬物依存で逮捕されることが話題になっています。
最近も電グルのピエール瀧氏が逮捕されていましたね。
「結局、依存症って、人に依存できない病なんですよ」
この一文に尽きるのかなと言う気がします。
他人に頼ることができないから、何らかの依存に走ってしまう。
その人にとって抱えきれない問題、継続的なストレス・・・
様々な問題が日々の日常で降りかかってくる。
唯一、その闇を癒してくれるのが、薬物と言うことでしょうか。
ある人は、闇を癒すのが、買物かもしれません。
ある人は、闇を癒すのが、スイーツを食べることかもしれません。
ある人は、闇を癒すのが、賭け事かもしれません。
多くの人が何らかに依存しているのではないかと思います。
依存を適度にすれば、息抜き、リラックスとなり
依存が過多になれば、問題となる。
要するに、バランスですよね。
そのバランスを取れるかどうか、一人であると、孤独であると
それが難しいと言うのが本質ではないかと思います。
・俺のことは誰もわかってくれへん
・私こんながんばってるのに、何でみんなわかってくれへんの
・他人に相談してところで、何も解決せーへん
多くの人が、多くの悩みを持って生活していると思います。
その中で、その悩みについてどれだけ耳をかしてくれる人がいるか
一緒に支えてくれ、肩をかしてくれる人がいるかどうかで
状況は変わってくるのではないでしょうか。
自分に味方がいると思うだけでストレスに対する耐性が
変わってくると思います。
皆さんは、味方がいますか?
私は薬物依存はありませんが、アルコール依存です。
但し、アル中ではないので、念のため(笑)