
ほぼ全国的に梅雨も明け、非常な暑さで熱射病の注意ばかりがTVで
喧伝されています。
特に、今年の梅雨の間、東日本では日照不足だったようで、
野菜の値上がりがたびたびニュースになっていました。
私が住んでいる滋賀県でも、
梅雨に入ってから、晴れる日は少なかったものの、
きゅうりの生育は、まあ順調でした。
取れないなりに取れたと言う感じでしょうか。
一方、表題にも記した相場。
きゅうりに関していえば、今年は全くダメで、非常な低価格が
続いています。
一番ひどい時は、6月末に大阪でG20が開かれたとき。
物流が止まるので、買い控えが起こったのか、
秀が100円/キロ と言う栽培側としては、涙も出ないほどの
市場価格になってしまいました。
※ちなみにきゅうりを市場に出荷する品質を説明すると
品質で、秀、優、曲がり の3段階
大きさで、3L、2L、L の3段階があります。
品質での分別を説明すると、本当に見てくれがすべての世界。
秀は、すらっと、傷もなく、きれいなきゅうり。
優は、B級品。
曲がりは、字面通り曲がっていたり、規格外に大きい、くずきゅうり。
さて、話を戻して、7月に入って相場が戻ったこともあったんですが、
それも1週間程度。
ここ数日は、安値安定。
現状、秀が市場価格で140円/キロ 前後と言う安値で推移しています。
私がいつも利用するスーパーでは、優のきゅうりが58円/本で
販売されています。
秀を1本あたりの市場価格で見ると、140円/キロ≒14円/本
優のきゅうりは市場価格では、約5円/本
一体、どこが鞘を抜いているのか・・・