外国人実習生を探しに中国へ

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中国・成都にて

9月上旬に中国の成都に行ってきたのは、前回記したとおりですが、

その目的は、今回のタイトルの通り、外国人実習生を面接するためでした。

 

最近話題になりませんが、半年ぐらい前まで、外国人実習生の話題が

多かったですね。その外国人実習生を探すために出張してきました。

 

私が勤務している圃場には、現在、中国人実習生が6名います。

全て女性(既婚、子供あり)です。年齢は、30代後半がほとんどかな。

 

外国人実習生は、まず3年間の契約で、やってくるので、当然3年後には

帰国します。毎年、帰国する人がいるので、それを補充するために

中国に面接に行ってきたのです。毎年人が変わるのは、高校の部活動

みたいですな。

 

中国に面接に行くのは、もちろん自らコーディネートして行くのではなく

私の勤務先が契約している仲介会社が中国の仲介会社と連絡を取り合い、

面接の段取りを進めてくれ、私が中国に行って、面接をしてきました。

 

中国の仲介会社は、日本に派遣する予定の実習生に対して、

研修を受けさせる学校を持っていて、その学校で面接しました。

男女合わせて30名ぐらい研修を受けてましたかね。

 

さて、私の面接の話です。

女性6人面接して、3人採用する予定です。

私が心配していたのは、面接者のレベルが低く、3人も

採用できないのではないかと言うことでした。

 

結論から言うと、私の心配は全くの杞憂で、

かなり質の高い応募者で占められており、

きっちり3人採用してきました。

 

まず、6人の履歴書を見せてもらい、

年齢が若いことにびっくり。

30代・2人

20代・3人

18歳・1人

の内訳でした。

 

前述したように、うちは30代後半が多いので、

この年齢の若さは、非常に評価が高くなりました。

 

6人全員と面接して、非常に印象に残ったのが、

日本に対して好印象を持っていると言うこと。

 

と言うのも、応募者全員が身近に日本に研修生として

行った知り合いがいました。どれぐらいのお金を稼いで

来るのか、日本の実情を理解したうえで、面接に来ていたので

話がしやすかったと言うか、早かったと言うか。

 

このように面接は、成功裡に終わりましたが、

中国の仲介会社の人たちと話して、得た情報をいくつか。

 

日本に来る外国人実習生の多くがベトナム人ではないかと思いますが、

それ以前は中国人実習生が大半を占めていました。

中国の経済発展に伴い、日本に来る中国人実習生も減少している訳ですが、

特に、2016年2017年は人が集めにくかったと言っていましたね。

今後のことも聞いてみたのですが、やはり厳しくなるだろうとのこと。

 

今、日本に来る実習生はベトナム人が多いと話したら、

ベトナムは人口が少ない(約8千万人くらい)

この四川省だけでも、同じくらいの人口がいると言われ、

まさにそうやなと思いました。

 

中国人の口癖は、

「中国 人太多(チュングオ レンタイトオ)」

「訳:中国 人多すぎるねん」 ですから。

 

 

 

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