
まずは、私の近況報告から。
昨日、またキュウリの定植を行いました。約1万1千本の苗を植えました。
さてさて、どうなるか?うまいこと育ってくれるのか?
これから寒くなるなか、育てていくので難しいところはあります。
さて、表題の通り、以下宮内氏の言葉。
経営者の大切な仕事の一つは、決断実行すること。
しかし、様々な案件が持ち込まれる立場なので、決断は早くと考えがち。
多くの圧力に左右される中で、大事にしたいのは自身が
納得しているかどうか。それが大切な基準になる。
周囲や外部の声も多くあるが、自身が納得できるだけの判断材料は、
十分にあるのか。やはり時間をかけないと決められない場合は、
できるだけ必要な情報を集めて、ギリギリまで考え抜くに限る。
慌てると間違う場合もあるから。
決断をしないこととギリギリまで熟考することは違う。
経営者の評価は、印象や人気ではなく、しっかりとした実績や結果から
なされるべきもの。実際は、大きな決断こそ迷うべきで、十分に自分自身が
納得することが欠かせない。私自身も小さな課題については、即決できる。
熟考するのは、大きな問題について。
会社の将来を方向づけることや新規分野に大きな投資をするなどの
大きな議題について、即断即決することが格好良いとは思わない。
決断に至るまでには、資料を集め、よく考え、社内の幹部等や
社外の方等の意見を良く聞くことは基本。
気を付けないといけないのは、何となく前例を踏襲すると言う考え方。
それに流されると、会社は惰性に陥る。
それでもできる限り、情報収集と考慮を重ねて決断しなければいけない
ギリギリのところで答えを出す。これしか答えはない。
そういうことを繰り返して、自身の経営スタイルが固まっていくでしょう。
日経BP オリックス宮内氏が語る「私のリーダー論」より引用
<ばたさん語り>
日本を代表する経営者の一人、宮内氏の言葉です。
自身がオーナーのオリックスバファローズの成績は、パッと
しないままですが。
冗談はさておき、「決断」は経営者だけでなく、全ての人が日々、
行っていることです。
何を食べるか、何の服を着るか、どこに遊びに行くか etc・・・
一方で、転職、結婚、家の購入等、人生に幾度とない大きな決断もあります。
スピード、スピード、スピードと速さが求められる現在の社会で、
スピードや速さについて、疑問視している私もこのコラムを見て
一つの考えを得られたように思います。
大きな決断こそ、時間をかけて自身が納得するまで考えなければならない。
スピードが叫ばれる現在だからこそ、もう一度考えたほうが
よいのではないかと思います。
蛇足ですが、大きな問題に対して、即断即決できる人は、その問題が
起こる前に、類似の問題を自分の頭の中で何度もシミュレーションしているから
即断即決できると思います。これを言い換えると、「準備」とも言いますね。