晩秋のキュウリ栽培

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Ratfink1973 / Pixabay

だいぶ寒くなってきましたが、キュウリ栽培の方法も
気候によって変えなければなりません。

 

現在、私が働く農場では、
8月下旬に定植したキュウリ
9月上旬に定植したキュウリ
10月上旬に定植したキュウリ
を主に栽培しています。

 

寒くなってきた時期に考えるのは、いつからハウスを
閉め切るか。

 

閉め切るとハウス内の温度は、比較的保たれますが
ハウス内の通風がほぼなくなるので、湿度が
高くなります。結露がすごい。

 

そうなると褐斑等の病気が発生しやすいので、
この辺りをどう考えて、どう対処していくかが
難しいところです。

 

簡単に言うと、閉め切ればハウス内の温度・湿度が
上がり、キュウリは良く取れる。
逆に、閉め切ると褐斑等の病気が発生する可能性が
非常に高い。

 

そして、うちの圃場では、8月、9月に定植した
キュウリは、夜でもサイドのビニルを少し開け、
通風を確保し、病気の予防に努めました。

 

一方で、10月に定植したキュウリは、温度、湿度を
高めに保ち、早く成長を促すような栽培方法を
取っていました。

 

しかし、指導員の方から、10月定植のキュウリは
上だけが伸びて、下(根)が全然動いていないとの
指摘を受け、温度湿度を保つのではなく、もっとハウスを
開けないといけないと言われました。

 

逆の栽培方法をやっていたわけですな・・・

 

ま、10月定植のキュウリも指摘を受けて、そのように
栽培方法を見直し、数日前から収穫を始めました。
まあまあ良い、木の感じになってきました。

 

私も10月定植の作付けは、初めてなので
今後どのようになるか楽しみです。

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