師走のキュウリ栽培

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10月初旬に定植したキュウリの収穫が佳境に入ってきています。

 

この寒さの中なので、最も良く取れる5,6月より収量は1/3位ですが

現状、キュウリの市場価格は良い値がついているので、売上で比べると

どっこいどっこいでしょうか。

 

私も10月定植のキュウリは初めてなので、どうなるのか注意深く

見守っているところですが、育てている中途の感想としては

結構、「ラク」かなと感じています。

 

その理由として、まず害虫が寒いのであまり出ない。

これは本当に大きな理由ですね。

10月ぐらいまでの栽培では、害虫対策に本当に頭を悩ませていました。

特に、今年は青虫系の害虫被害がひどかったです。

 

害虫が出なければ、消毒の回数は劇的に減少しますし、

観察の目は怠ってはいけませんが、害虫に対するプレッシャーは

春、夏の栽培に比べれば、かなり減少しています。

 

ラクな理由をさらにあげると、

季節に逆らって(寒くなっていく時期)育てているので、

木の成長もゆっくりです。

 

よって、春、夏のように葉がものすごく混んだり

蔓が伸びすぎて、収穫できないハウスの天井部に伸びて行ったり

ということもありません。ゆっくり手入れをできる感じですね。

 

以上、長所ばかりを記しましたが、もちろん短所もあります。

 

季節に逆らって、寒くなる時期に向かって、植物を育てていく

難しさとでも言うのでしょうか。

 

温かくなる時期は、放っておいても木は芽が出、大きく成長していきます。

一方、寒くなっていく時期は、木々が紅葉し、葉が落葉するように

成長とは反対の時期です。

 

その時期に、自然の摂理に反してキュウリを育てていく

困難さはヒシヒシと感じています。

 

例えば、木に手を入れるにしても、春ならば葉を多く取りすぎたとしても

何とかリカバーできます。

 

しかし、この時期、一度間違った手の入れ方をしてしまうと

それが致命傷となり、そのまま木が成長せず、終わってしまう

危険性は非常に高いと思います。

 

また、外気温が低いので、ハウス内はほぼ閉め切り状態になります。

家の中でも一緒ですが、冬は窓に結露がでますよね。

ハウスでも一緒で、葉露がついて、結露が出て、ハウス内で

それが乾くことはあまりありません。

 

要するに、非常に湿度の高い状態が続いている状態です。

これ、非常に病気の出やすい状況とも言えます。

 

病気が出ると抑えきるのは、とても難しく、

病気が蔓延すれば、その時点でThe Endとなります。

 

この時期は、この時期で栽培にそれなりの注意が

求められるわけですな。

 

加えて、ハウス内の温度を保つために、加温機で重油を

燃やしています。当然、重油代の費用負担も重荷になってきます。

 

この重油を使っての保温は、またここでのテーマに

したいと思っています。

 

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