
3月16,17日に約1万本の苗を定植しました。
これらを3つの圃場に定植し、キュウリの苗は順調に成長しています。
下葉を除いて、2,3枚で来た苗が、今は5,6枚の葉が展開し
スクスクと大きくなっています。
今日も滋賀県は、快晴で、太陽の光が燦燦(さんさん)と
降り注いでいますが、こういう日こそ注意が必要です。
一般的には、快晴で温度もよく、洗濯物もよく乾くし
快適、快適と言う感じなのでしょうが、
キュウリを栽培する者にとっては、まして定植間もない頃に
快晴の日は、気が気ではありません。
快晴だと、ハウス内の温度は、急上昇します。
閉め切っていると、ラクに50度は超えるでしょう。
もちろんそのような高温にならないように、
天窓を開けたり、横のビニルを開けたりして、調節しますが
開けすぎて、外気温と同じになっても、ハウス栽培の意味が
ないので、開けすぎず、温度を保つことが必要です。
ただ、快晴の日は、温度だけでなく日差しもきついので
キュウリの苗が十分に水を吸えていないと、
一番上の新芽が焼けてしまいます。
本当に焼けたようになります。
焼けた苗は、甚大な影響を被ります。
苗自体は、生きていますが、一番伸びようと思っていた芽がなくなり、
2番目か3番目の芽が伸びてくることになります。
が、順調に成長している苗とその差は歴然です。
人間でいうと大けがしたも同然ですから、
その後も後遺症が残るかもしれません。
このように、定植してからしばらくは目が離せません。
と、偉そうに書いていますが、
今回の定植でも、苗を焼いてしまっています。
タイマーを使ってもう少し早く水をやればよかったかとか
遮光カーテンをすればよかったとか反省する毎日です・・・