猛暑下でのキュウリ定植&栽培

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中国 九寨溝にて

 

8月終わりになっても、35度を超す猛暑日が続き、

ええ加減にしてくれという思いが募っている私ですが

皆さんはどうでしょう?

 

先週までは、自意識はなかったのですが、

明らかに最近体が疲労気味です。

気を付けていきたいと思います。

 

8月20日と8月31日に定植を行い、行う予定です。

この高温下で定植するのが、キュウリを栽培する者にとって、

一番厳しい時期ですね。

 

植えられた苗は、ひ弱です。

高温下で、太陽の日に当てられたものなら、

すぐ萎れて、葉が焼けて、最悪枯れてしまいます。

 

8月20日に定植したハウスは、遮光カーテンがついているので

遮光カーテンを閉めた状態にしていますが、それでもハウス内は、

日中40度越え。

 

午後になると、苗の多くが萎れているような状態になります。

状態を見て、マルチ上にある灌水チューブから水をやって、

生き返らせますが、この暑さではね・・・

 

それでは、水をずっとやればいいのではないかと思う人もいると思いますが、

それも良し悪しです。

 

水を多くやれば、苗は萎れることもなく、一見元気そうに見えます。

デメリットは、マルチ上にある灌水チューブから水をたくさんやると、

徒長すると言われています。

 

つまり、節間(節と節の間)がのびて、ひょろひょろの木に

なりやすいと言われています。

 

キュウリを育ている者としては、節間を適度の長さにして、

しっかりとした土台を持つキュウリの木を育てたいと思っているのです。

 

また、水を多くやりすぎると、マルチの上から水をやっているので

その多くが畝と畝の間の通路に流れます。

粘土質の圃場であれば、水が溜まりやすく、水が乾きにくい。

 

水が溜まっている状態のまま、収穫時期になると、

水がたまった粘土状の土に足を取られ、収穫に支障を

きたすことになります。

 

だから、水やり一つとってもバランスですよね。

 

8月20日に植えた苗も暑い中、順調に育ち

葉が増えてきました。

 

遮光カーテンを開ける時間を増やして、

太陽光に当てる時間を増やそうと思っているところです。

 

また、これも太陽光に当てすぎると、

萎れて、葉が焼けて、枯れることになりますので、

開ける時間も考えないといけません。

 

猛暑の中、まだまだ気を抜けそうにはありません。

 

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