今年は、キュウリの栽培に関して、全国的にあまりよくないようで、
キュウリの相場も高めで推移していました。
私が勤める圃場でも、いつもとは違う品種を栽培したりして、
収量UPを目指しましたが、企画倒れでした(泣)
しかし、8月末に定植したキュウリは非常に生育状況がよく、
この時期に定植したものとしては、初めてと言っていいくらい
葉も大きく、なかなか良い生育具合でした。
そのような状況で、指導員に来てもらい
それらのキュウリの生育状況を見ると、
「これ、いいよ~~~!」
との言葉を頂きました。
その言葉を聞いて、育てている者の立場からしては、
嬉しかったのは当然ですが、難しい課題も言われました。
「これ、芽(側枝の芽)を止めないと、
キュウリがならないよ」 と。
側枝や孫枝の成長を止めて、キュウリの実を
成らせることに重点を置いた方が良いとのアドバイス。
しかし、しかし、
去年の同じころ、全く反対のアドバイスをもらっていました。
「側枝を止めすぎだよ」
去年は、キュウリの樹が育つも、
実がなかなか成らず、その量も増えないので、
側枝の新芽を取っていました。
加えて、今、10月、
これから温度はどんどん下がっていき、
キュウリの成長は鈍っていきます。
そのため、今年は、成長させておき(10月月初時点)
寒くなってからの収量が増えるのではなかろうかとの考えで
側枝の芽は放任していました。
だが、しかし、指導員からの言葉は、
側枝を止めないと、実がならないとの言葉。
実を成らせて、成りぐせをつけないとの
いけないとのアドバイスでした。
去年と今年で正反対のアドバイス。
難しいですナ。