認定農業者制度、取得への長い道のり②

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前回、認定農業者制度(以下、認定)のキックオフミーティングが

2020年4月に開催されたと記しました。

 

その前に、事業プランを私が働く会社の社長にプレゼンしました。

それが2019年夏ごろです。

 

経営理念、コンセプト、予測損益計算書を添付して相談しました。

社長は、経営理念やコンセプトが一番重要だと言っていました。

その理由は、とんでもない困難なことが起きた時、それがないと

乗り越えられないと。

 

私が勤務する圃場も2017年10月の台風で、甚大な被害を受けました。

24棟あるハウスのうち、18棟のビニルがめくり上がりました。

当然、修理するのに巨額の資金が必要となります。

 

そういう事例があったので、社長が経営理念、コンセプトが大事というのは

腹落ちしました。それがないと気持ちが折れて、辞めてしまうと。

 

また、社長は、予測損益計算書は、認定や融資を受けるのに

当然必要だが、何とでも作ることはできると言うような感じで言っていました。

 

そして、社長の講評をもらって、

冒頭の2020年4月のキックオフミーティング。

この間に、農地探しがありました。

 

私は、3人程度が参加するのかなと思い、

資料をその人数分だけ用意して持っていきましたが、

開けてビックリ・・・。

 

そのミーティングに参加したのは、

私も合わせて計7人。

 

先日社長にプレゼンした資料を手直しし、

それを基に説明しました。

 

ただ、このミーティングでも、もちろん経営理念や

コンセプトを説明しましたが、参加者が見るのは

予測損益計算書と投資金額ばかり。

 

参加者から経営理念やコンセプトに関しての

質問は全くありませんでした。

私からしても、根本の部分を尋ねないのは

どうよって思いました。

 

ミーティングで指摘されたのは、

・投資金額が大きすぎる

・2021年2月の定植を目指すスケジュールは

 余裕はないものの、可能なスケジュール感。

・5年後の農業所得を年間250万稼げるような

 計画にする必要がある etc…

 

主に上記のような指摘を受けました。

 

そして、すぐ市の担当者から

提出すべき資料がメールで送られてきました。

 

資料作成やそのやり取りに関しては、また次回。

 

 

 

 

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