認定農業者制度、取得への長い道のり3回目です。
前回は、キックオフミーティングを経て、資料を提出するように
言われたところまで記しました。これが4月上旬のことでした。
要求された資料はエクセルベースですが、この内容は
・予測損益計算書、5年間分
・栽培スケジュール
・労働時間
これらが主な作成資料として要求されました。
この中で一番重要で、指摘をたくさん受けたのが
「予測損益計算書」です。
これはただの損益計算書ではなく、
・売上計画
・資金計画
・設備投資計画
・減価償却予測
等を記入する必要があります。
私の場合ではありますが、今後この表を見て議論が進められました。
この表を完成するのに、1か月くらいかかりました。
と言うのも、私も働きながらですので、
休みの時にセクセクと資料を作っていました。
実質かかった時間は、3日間ほどでしょうか。
ただ、経理のことを全くわからない人がこの表を作るのは
相当難儀だと思います。
私は、簿記1級を持っており、
中国で勤務していた時も、より規模の大きい工場の
予測損益を作っていたこともあり、
このような表の作成は、正直お手の物でした。
ただ、表を作成するには材料が必要です。
減価償却を計算するには、ハウス建設の価格、
トラクターの価格、加温機の価格等々、
それらの価格の見積もりを取らないといけません。
通常の勤務を行いながら、そういう作業をしていくと
だいぶ時間がかかってしまいましたかね。
速い人なら、1週間くらいでできるかもしれませんが。
とにかく、要求された資料を作成して、
先方に送付したのが、キックオフミーティングが
行われた4月上旬から、たっぷり1か月が過ぎた
5月中旬でした。
これから、この資料をめぐる長いラリーが続きます。