8月の大雨の影響について、以前記しましたが、
その影響は未だ引きずっています・・・。
8月21日にハウス2棟分の苗を注文し、それに間に合わせるために
準備していました。
8月14日に凄い雨が降り、ハウスの中にも水が浸み込んで、ハウス横から
水が浸み込んでくるんですな。
それも、水でジュクジュク状態の所をトラクターで全耕し、
再度、肥料を撒いて、畝立てしなければなりません。
なんせ、苗は8月21日に来るのですから。
ユルユル状態のハウスの中を何とか8月15日に全耕し、
再度、肥料を撒いてるときです。
悲劇が起こったのは。
その時は、重い肥料袋を背負って、肥料を撒いていました。
すると、ふくらはぎぐらいまでズボッと長靴がぬかるみにはまり込み
身動きできません。背中には20㎏の肥料袋を背負っています。
何とか足を抜こうともがきますが抜けません。
そうこうしているうちに、バランスを崩して、そのぬかるみに
コケてしまいました・・・。
もちろんズボンは泥だらけ、パンツにもしみて気持ち悪い。
長靴を履いているとハマってどうにもならないので、裸足で肥料を
撒いていました。ただ、もう一度ハマって、計2回泥だらけになりました。
しかし、本当に怖かったのは、畝立て。
これはトラクターの後ろに、畝立て形成機を装着して、ハウスの中を走ります。
この畝立て形成機が重いんです。何百Kgあるのか?100kg?200kg?
その重い形成機をつけて、ユルユルのハウスに入ります。
肥料撒きで私がコケたハウスです。
入ろうとしたのですが、入ろうとトラクターの頭を入れた瞬間、ズブズブと
トラクターが沈みます。
こら、あかん!
こんな所で、トラクターが動けなくなっても誰も助けてはくれません。
なんせ、ONE FARM(一人農場)ですから。
早々に、私がコケたハウスを諦め、もう一つのハウスを畝立てすることに。
コケたハウスよりここはマシでしたが、場所によっては、ユルユル。
トラクターが何回もウイリーし、前輪が浮いて、生きた心地がしませんでした。
畝立て形成機が重いので、どうしても前輪が浮きやすくなるんですな。
年に何人もの人がトラクターの下敷きになって、亡くなっているので、
他人事ではありません。
ウイリーして、バランスを崩して、トラクターがひっくり返ると言う光景が
浮かんでは消え、浮かんでは消え。
とにかく、危険な思い、危険な行為をしながらも、一つのハウスは
畝立てを終えました。
長くなったので、次回に。